ブログ開設のきっかけとは?

本日は中国・山東省から。

明日もここ、山東省から。

 

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もう中国来て、だいぶ経ちますが、
毎日片田舎の工場に缶詰状態です。
それでも毎日充実してます。
 
現場の作業員は老若男女問わず、
日の出前から日の入後まで働いています。
 
70歳の元気なおばあちゃんもいれば、
16歳のシャイな少女もいます。
 
中国では1990年以降の生まれを「90後」と呼び
今までチヤホヤされてきましたが、 
ついに「00後」に出会い、老いを感じました。
 
老いと同時に、ふと思ったのが、
「若くして働いてる人の教育は?」
ということ。
 
授業は高確率で毎回寝てたけど、
ある時を境に教育に興味を持ち、
教育の可能性は無限だと感じていたから。
 
日本には義務教育という、
なんともありがたいシステムが整い(他国にもあるが)、
また多くの人が高校や大学に進学する。
 
私もありがたいことに、
高校も大学も整った環境の中で、
伸び伸びサッカーをして、
伸び伸び中国留学をした。
 
整った教育環境が活力となり、
蛙になると同時に、即日本から飛び出せた。
 
ブラジル、オーストラリア、中国の順に見てきたけど、
その時はその瞬間を楽しんだだけだったかなぁと、
今振り返ればそんな感じです。
 
まぁブラジルでは中国語を学ぶきっかけを得たし、
ボール1つで人が繋がることも理解できた。
 
オーストラリアでは言葉通じない歯がゆさあったが、
言葉だけじゃなくハートが大事なことも理解できた。
 
中国では毎日サプライズなことばかりだったが、
異文化人と交流して色んな考え方を理解できた。
 
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話は戻って、教育に興味を持ったきっかけは、
カオサンロード目当てに行ったタイ王国
あの頃はパッカーの聖地に憧れてました(笑)
 
さてさて、想像頂けるだろうか?
バイクが道路を覆い尽くす風景。
埃っぽくガス臭い空気。
私の中の発展途上国独特の雰囲気そのまま。
数年経った今でも鮮明に覚えてる。
 
まぁタイに行ってはみたものの、
街歩いて、飯食って、酒飲んで、
露店で生牡蠣食ったことと、
夜中の人気のない土砂降りのバス停で、
変な人に後を付けられたこと以外は、
至って普通の観光でした。
 
大学でたまたま知り合ったタイ語専攻の友人が
タイで放浪してる日本人を紹介してくれたので、
旅の終盤は彼に会いに遥々チェンマイへ。
 
余談だが彼は最近まではタイで出家してた気が...
 
そんな彼は物静かな人間では無く、
昼は山奥の滝に飛び込みに行き、
夜は屋外クラブに連れてってくれた。
 
何かの拍子に「将来は?」的な話になった時に、
そんな彼が真面目に一言、「教育関係」と。
 
その時は割と聞き流してしまったけど、
今こうして中国いるのも教育のお陰だし、
教育のお陰で夢の一つが叶っている。
 
魚をあげるより、釣り方を教えることが必要。
彼が言った言葉か、他で聞いた言葉か忘れたけど、
なぜかこの言葉がやけに心に残っている。
 
中国語では「授人以鱼不如授人以渔」。
巷で噂の白酒で酔った勢いで教育を語ったのか、
目覚めたらスマホのメモに…これだから中国は怖い。
 
人の考え方に流されているという
捉え方もあるかもしれないけど、
良いものは良い、というスタンスなので、
人の考え方に影響を受けたと捉えてます。
 
来年からは中国駐在疑惑なので、
まずは中国や中国人に恩返しをする形で、
教育を軸にして何かやります!
 
イデアは工場缶詰状態の間に、
色々と浮かんできてます!
 
乞うご期待!
 
Tatsuya